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最近ニュースで熊の目撃情報や熊に襲撃されたという情報が絶えません💦
楽しいピクニックの最中に熊に出くわしたらどうしようと不安になってしまいますよね。そこで、本記事では思いがけず熊に遭遇してしまった時の備えについて見ていきましょう。
静かにしてやり過ごし、離れる
「王道を往く」ではありませんが、咄嗟に思いつくのが恐らくこれではないでしょうか?恐怖で全身が硬直してしまうのもあって、無意識にやっていそうです。ただし、この方法が有効なのは熊との距離がある程度離れているとき(具体的には100mぐらい)のようです。
この場合は、熊がこちらに気付いていないかこちらを注目していても無視しているケースが多いようです。どちらも熊の様子を伺いながら、ゆっくりと後ずさってその場を離れましょう。
稀にですが、熊がゆっくりと近づいてくる場合もあるようです。これは熊が人間だと気づいていないケースで、その場合は倒木や石の上に上がって大きく手を振り体を大きく見せながら人間だと知らせることが有効。
障害物を間に挟みながら、ゆっくりと後退する
次は茂みに隠れていたりした熊がひょっこりと顔を出してきてびっくりするパターンです。こうなってしまうと皆もびっくり、悲鳴を上げたりしてしまうかもしれませんがグッと堪えて冷静になりましょう。この場合、熊との距離はおよそ50m前後といったところでしょうか。パニックにならず、穏やかに熊へと話しかけながら、バトル漫画のワンシーンように熊と自分の間に木などの遮蔽物を挟みながら静かに移動しましょう。
これで熊が立ち去ってくれればよいのですが、立ち去らない場合は近くに子熊や鹿の死体があるかもしれません。付近を冷静に観察し、ゆっくりとその場所から離れましょう。いつまでも動かないと敵対行動と見なされる場合もあります。
熊撃退スプレーで迎撃!?2人以上ならまとまって行動しよう!
最後はかなり至近距離で熊に遭遇してしまった場合。距離は20m以内というところでしょうか。思わず悲鳴を上げてしまいそうですが、向こうもびっくりしているところに追い打ちをかけて怯えさせては逆効果です。先ほどのケースと同様、穏やかに話しかけ熊との間に遮蔽物を置きながら移動しましょう。多くの場合はそんな余裕もなく唖然として立ちすくんでいると、熊の方が逃げていくことが多いようです。逆にこちらが叫んで全速力で逃げても、熊の最高時速は60km/h程(自動車と同じレベル)にもなるようでまず逃げきれません。向こうが逃げ出してくれることに賭けましょう。
また、この距離だと熊が突進してくる場合があります。多くの場合は、威嚇突進で目前まで迫った後に激しく地面を叩いて後ずさりするようです。熊撃退スプレーを所持している場合は噴射準備をしておきましょう。威嚇突進と本当の突進は見分けがつかず、対応が難しいそうですが3~4m程まで近づいてきたら本当の突進であると考えて対処する方が良さそうです。熊撃退スプレーを鼻先と目に目掛けて全量噴射しましょう。
非常に稀なケースのようですが、熊が明らかに人を意識しながら接近し逃げる様子もなければ捕食目的で近づいてきている場合があります。車内や屋内などの安全な場所に避難しましょう。逃げ場がなく、逃げきれそうもない場合は棒など武器になりそうなものを手にして、石や倒木の上に立って体を大きく見せながら大きな音を立てて威嚇しましょう。2人以上で行動している場合は離れずにまとまって行動した方が安全です。

ここまで熊から身を守る方法3選について見てきましたがいかがでしたでしょうか?これらを見ていると「むしろ熊の方が驚いているんだな」と感じるのは私だけでしょうか?ただし、最近は人間に慣れて近づいてきている個体も増えてきていると主張する専門家もおられるので、油断は禁物です。いずれにせよ正しい対処法と、準備をしておけば身を守ることに繋がるはずです。後は、山に入る際は必ず複数人で入ること!これは登山の鉄則ですよね。
これから紅葉のシーズンでもありますので山に入られる際は、本記事の内容を参考にして準備を整えておくと安心ですね!それでは良き観光を!
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